1

論理記号

2

デジタルIC

3

シミュレーション

3.1

論理素子

3.2

シュミット

3.3

論理微分回路

3.4

カウンター

3.5

シフトレジスタ

           デジタル回路/シミュレーション/論理微分回路         


論理微分回路の動作を電子回路シミュレータLTspiceを利用しシミュレーションします。
電気の基本回路微分回路をデジタルで構成した回路です。

 1) Toolbarの回路図作成アイコンを使用し部品配置と結線を行います。

論理素子は、 内の[Digital]から「dflop」「and」を選択します。

 2) SimulateEdit Simulation Commandによりシミュレーションの設定を行います。



 3) 入力信号となる「SIG」の設定を行います。



 4) クロック信号となる「CLK」の設定を行います。



 5) ICの動作電圧・遅延時間設定を行います。
全てのICの上で右クリックし、「SpiceLine」に下図の様に設定します。

Vhigh=5V Vlow=0V Td=10nS

 6)  をクリックしますとグラフエリアが追加され、シミュレーションを開始します。
グラフエリアマウスポイントを置くとコマンドラインにが表れますので、
Add Plot Pane」にて、グラフ表示データの数だけグラフエリアを準備します。



 7)  グラフエリアをまず選択し、回路図上でプローブにてグラフ表示データを選択します。
選択したグラフエリアデータが表示されます。



 8) 論理微分動作が見やすい様にタイムチャートで示します。



 9) 動作説明

a. プリセットPRE/クリアCLRは使用しませんので無信号の「L」とします。
b. 2uSまでのSIGが「L」の間は、IC1A/IC1Bはクリア状態でQ=「L」/=「H」です。
c. SIGが「H」となった次のCLK立上りで、OUT1が「H」となります。
d. c.の変化で、その次のCLK立上りで、OUT2が「L」となります。
e. OUT1OUT2AND条件でOUT論理微分信号が出力されます。