1) 機器内回路で、スイッチなどの接点信号を回路に入力する場合の留意点を示します。 a. スイッチ、リレーなどの接点信号を入力する場合、常時は接点が開放状態で使用します。 b. 接点の接触不良が一時的に発生しても、動作が異常状態とならないようにします。 c. 短絡ソケットによる設定回路においても、通常時を開放状態で使用します。 特に重要な部分には、ハンダブリッジ端子を利用します。 2) 接触不良が発生しても、スイッチ状態を安定出力する回路例を下図に示します。 |
SW : 微小電流用 R1・R2 : 接点に1mA程度を流す
R3・R4 : IC保護用(静電気放電保護) |
3) 上記の回路は、押ボタンスイッチ信号のチャタリング防止にも適用できます。 Nand Gate でなく、D-Type Flip Flop にても同様の回路が構成出来ます。 |