電気の基本法則/抵抗接続(直列)
抵抗の直列接続の合成抵抗値[R0]をシミュレーションします。
[直列接続]
2個直列: R0=R1+R2 [Ω]
3個直列: R0=R1+R2+R3 [Ω] |
1.直列接続
1) Toolbarの回路図作成アイコンを使用し部品配置と結線を行います。
「
→I1」は、画面上部
Toolbarの
で配置します。
2) Simulate/
Edit Simulation Commandにより
シミュレーションの設定を行います。
3) をクリックしますと
グラフエリアが追加され、
シミュレーションを開始します。
電流I1は抵抗R1、R2どちらかの上にマウスポイントを置くと電流プローブが表示されます。
4) 抵抗
R1、R2に流れる電流
I1=
2 [A]です。
オームの法則 抵抗R[Ω]= 電圧V[V]/電流I[A] より、
合成抵抗値 R0 = 電圧10[V]/電流2[A] =5[Ω] となります。
直列接続合成抵抗 R0 = R1+R2 = 2 + 3 = 5[Ω] と一致します。
5) 抵抗
R1、R2それぞれの端子間電圧を
VR1、VR2とすると、オームの法則より
VR1=電流2[A] × 抵抗2[Ω]=4[V]
VR2=電流2[A] × 抵抗3[Ω]=6[V]
となり、電源電圧10[V]は、抵抗R1、R2により4[V]と6[V]に分圧されます。